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SEJFOグループ、Visual Componentsのシミュレーションで自動化システムの営業を刷新

SEJFOグループは、スウェーデンで自動化システムの提供を手がける企業であり、800件を超える納入実績を誇ります。同社は、静的なCADモデルやPowerPointに代わり、Visual Componentsのシミュレーションを導入しました。これにより、顧客とのコミュニケーションがより明確になったことに加え、より確実なロボット選定やサイクルタイムの検証が可能に。見積もりが契約に結び付くようになりました。

SEJFOグループは、スウェーデンで工場の自動化向け設備の供給を手がけています。Visual Componentsの導入以前、同社の営業ツールには、時代遅れの2つの選択肢しかありませんでした。ひとつは、多くの顧客には詳しすぎるCADモデル。もうひとつは、解釈の余地を残しすぎるPowerPointスライドです。Visual Componentsを導入することで、こうした課題を解決できただけでなく、想定していなかった新たな気づきも得られました。

推測から確信へ

これまでSEJFOグループでは、自動化システムを提案する際、いずれも難のある2つの手法から、より無難な方を選ぶしかありませんでした。ひとつは、専門的すぎるがゆえに多くの顧客が理解できないCADを使う方法。もうひとつは、概要だけで肝心のソリューション像が伝わらないPowerPointを使う方法です。

「CADでよくあるように細部まで深く掘り下げるか、あるいは各プロセスを四角で表し、中心にロボットアームを配置するといった大まかな概要を説明するか、そのいずれかになっていました。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

視覚的な情報が曖昧であれば、顧客の理解も曖昧になります。同じ説明であっても、聞き手の立場や経歴が異なれば、実際の製品に関する理解はまったく違うものになっていました。

「お客様の経歴に大きく左右されました。相手が若手かベテランかによって、こちらが説明した内容の受け止め方が違っていたのです。こちらの意図が明確に伝わらず、お客様の解釈に委ねられてしまう状況でした。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

「ベテラン世代は2D図面を理解できますが、若手エンジニアは3Dで確認する必要があります。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

従来のツールでは、もはや対応しきれませんでした。すばやく正確に、社内外を問わず誰もが理解しやすい形で自動化ソリューションを提示する手段が必要となっていたのです。

プラットフォームの一元化によるビジョンの共有

そこでSEJFOグループが採用したのが、Visual Componentsのシミュレーションソフトウェアです。使いやすさに加え、eカタログのライブラリが採用の決め手となりました。さらに、まずはシンプルに始め、そこから発展させていける点もポイントの1つでした。

「ソフトウェアを選ぶうえで、使いやすさや簡単な操作でレイアウトを作成できるという点は、本当に重要でした。しかも、そのまま作業を続けていけば、最終的にはデジタルツインを作成することもできます。このソフトウェアを活用することで、大きな成果が得られるだけでなく、営業から現場まで一貫した流れを作ることができるのです。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

「当社ではいくつものツールを検討しました。他社のロボット製造用ツールも数多く使ってきましたが、これほど使いやすいツールはありません。また、eカタログにはあらゆるコンポーネントが揃っているため、非常に簡単かつスピーディーに操作できます。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

Visual Componentsを導入したことにより、どの程度まで細かく説明するか、毎回調節できるようになりました。細かすぎず、曖昧すぎず、相手に合わせた調整が可能です。さらに、シミュレーションは3Dで動くため、全員が同じ内容を確認できます。

ソリューションが複雑になるにつれ、この点は特に重要になります。PowerPointやExcelでは、並行した作業を視覚化するのは非常に困難です。複数のリソースをまたいで2つの作業が同時に進む場合、細かく説明して顧客の混乱を招くか、曖昧な説明でごまかし、あとは察してもらうことになります。

「複数の作業が並行して進む場合、PowerPointやExcelによる説明では、理解してもらうのが非常に難しくなります。従来のソフトウェアでは、複雑性が増すほど可視化や理解が本当に困難になるのです。ですがVisual Componentsなら、複雑な作業を可視化できます。シミュレーションを見れば、誰でもいつ何が起きているのかを理解できるのです。また、Visual Componentsで可視化することで、こちら側の理解もさらに深まります。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

社外だけでなく、社内にとってわかりやすいものであることも重要です。SEJFOグループでは、ソリューションの説明にあたり、顧客にも社内の開発者にも同じコンセプト動画を用いています。同じシミュレーションを使用することで、プロジェクト全体にわたって共通の認識を構築できます。

「社内に共有する際にも同じ動画を使うので、社内外を問わず全員が同じものを見ることになります。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

さらに、可視化することで別の効果も生まれました。これまで誰かの頭の中にしかなかった知識を、チーム全体で共有できるようになったのです。以前は提案書を作成した本人しか、その内容を把握できていませんでした。

「これまでは、一人の社員がほぼすべての内容を頭の中に抱えている状態でした。今では、その情報を可視化できています。これにより、別の担当者が引き継ぎ、計算作業や書類作成を進められるようになりました。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

より確実な納入と的確なロボット選定の実現

SEJFOグループでは、Visual Componentsを導入するまで、ロボット選定やサイクルタイムの見積もりを経験や勘に頼っていました。ですが、それでは立ち行かなくなってしまったのです。

「以前は推測するしかありませんでした。今よりも当て推量でしたね。今では詳細に検討するので、より確実に納入できるようになりました。不適切なロボットを選ぶことなく、適切に選定できます。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

今では、見積もりを出す前にサイクルタイムのテストやレイアウトの検証を行っています。

「以前はロボットの選び方、レイアウトの取り方、安全面の検討といった点で、提案内容の品質や確実性が十分ではありませんでした。細部まで検討できていなかったのです。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

「精度がはるかに高くなったため、より多くのリスクや課題を把握できるようになりました。構想段階でそうした問題に対処したり、微調整したりできます」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

プロジェクトごとに新しいコンポーネントがVisual Componentsのライブラリに追加されるため、品質は徐々に向上していきます。構想の土台が、よりしっかりとしたものになっていくのです。製品を開発するたびに、新たな部品が作成・保存され、ライブラリは絶えず拡充されていきます。その結果、提案内容の品質や精度は飛躍的に向上しました。豊富で高度な土台の上に、新しいアイデアを構築できるためです。

SEJFOグループでは、構想案を顧客に提示する前に、社内の同僚にもレビューを依頼します。可視化されているため、作成した本人だけでなくチームの全員が内容を簡単に理解でき、すぐにフィードバックできます。

契約につながる見積もり

SEJFOグループでは、依頼を受けてから約3週間で見積もりを提示します。今やこの3週間で生まれる成果は、静的なレイアウトとは比較にならないものとなっています。

ただ見積もりを送って待つだけではありません。SEJFOグループでは、見積もりを出す前に、顧客とともに設計に取り組みます。一緒にレイアウトを確認して調整を加え、作るものについて認識を合わせるのです。

「当社では、お客様と一緒に繰り返し作業を行います。見積もりを出す前に、レイアウトを見直しては手を加えるという微調整を何度も繰り返します。これにより、考えをすり合わせることができるのです。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

シミュレーションを作成したら、コンセプト動画をレンダリングし、そのシミュレーションから画像を取り出してそのまま見積もり資料に使用します。このため、画像の見た目や印象に統一感が生まれます。複数の資料から画像をコピー&ペーストしたり、未完成のものを使ったりすることはありません。

「以前は、あちこちからコピー&ペーストし、社内でかなり雑なものを仕上げていた印象がありました。ですがVisual Componentsを使えば、統一感のある資料をお客様に提示できます。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

シミュレーションでは、顧客の工場の現場を忠実に再現します。そのため、顧客は導入後の状況をイメージしやすくなり、購入前から親しみを感じてもらうことができます。リアルに再現することで、自社の環境で自動化ソリューションがどのような形で、どのように動くかを具体的にイメージできます。これにより、製品を身近に感じてもらえるのです。その結果、購入前の段階でもソリューションに対する理解と信頼が深まっていきます。この点は、実際の契約につながるかどうかに直結します。

「うまく可視化できたおかげで、契約につながった案件がいくつもあります。お客様により高い安心感を持っていただけました。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

さらに、動画は営業以外の場面でも活躍します。顧客が社内で承認を取り付け、プロジェクトを進めるために活用してもらうこともできるのです。アニメーションを使用することで、関係者がソリューションを具体的にイメージしやすくなります。アイデアが伝わりやすく、認識も合わせやすくなるため、結果として契約の後押しにつながります。さらにSEJFOグループでは、複数の構想案をすばやく作成して比較することもできます。以前は時間がかかり、1つしか作成できませんでした。今では短い時間で複数のものを作成でき、最適なソリューションをより速く判断できるようになりました。

「お客様の社内説明に資料を活用してもらうことで、プロジェクトを前進させることができます。契約を成立させるうえで、大きな助けになっています。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

営業の現場から製造の現場へ

SEJFOグループでは、見積もりの作成以外にもVisual Componentsを活用しています。プロジェクトを受注すると、営業段階で構築したシミュレーションが、そのまま納入する製品の土台になります。開発者も同じモデルを使用するため、販売したものと実際に作るものとの間にずれが生じません。

「構想案を作成しても、実際の製品がそこから少しずれてしまうことがあります。そうなると修正にコストがかかってしまいます。最も望ましいのは、販売する時点でできる限り正確に構想案を作成することです。そうすれば、全員が同じコンセプトに沿って、同じモデルで作業を進められます。シミュレーションが正確であれば、製造も正しく行えます。販売したものと実際に作るものとの間にずれがあるほど、コストが高くなってしまうのです。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

ここでも、eカタログが活躍します。営業段階でカタログに記載されたコンポーネントは、早い段階で顧客に提示されます。ここで選ばれたものが、そのまま納入まで引き継がれるのです。

「ライブラリやeカタログに記載されたものが、最終的に使用するコンポーネントになります。eカタログに載っていれば、早い段階でお客様に提示できるので使いやすくなります。さらに、選定や設定がすでにプロジェクト内で済んでいるため、納入までのサイクルタイムが短縮されます。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

今後の展望

SEJFOグループは、VR(仮想現実)の活用にも踏み出しています。顧客のプロジェクトマネージャーにVRゴーグルを装着してもらえば、設備の発注前でも今後予定されている組立ラインを見て回ることができます。その反応は、決まって印象深いものです。

「これまでにVRを活用したこともあります。プロジェクトマネージャーにゴーグルを装着してもらい、組立ラインを事前に見てもらうのです。本当に大きな驚きや感動を味わってもらえます。」

SEJFOグループ、Technical Sales/Concept Developer、Erik Andersen氏

SEJFOグループにとって、3Dシミュレーションはもはやあれば良いというものではありません。ゴールではなく、むしろ新たな出発点なのです。

「可視化を行うことは、必要不可欠になっていくでしょう。」

SEJFOグループ、Director of Sales、Karl Ingström氏

SEJFOグループは、現代の見積もりのあり方における新たな基準を打ち立て、今後も業界をリードしていこうとしています。かつては、シンプルな2D図面があれば誰もがアイデアを理解できましたが、状況は変わりつつあります。今や明確なコミュニケーションをとるには、3Dによる視覚化が必須となっています。また、顧客がソリューションをより深く理解できる、アニメーションや動きのある構想が求められているのです。

目指すところは、コンセプト動画から機械の完成まで、トラブルのない一貫した流れを作ることです。

Erik Andersen氏、Karl Ingström氏

主な成果

  • 顧客とのコミュニケーションがより明確に – 全員が同じ3Dシミュレーションを確認できるため、解釈のずれを解消
  • より確実な納入を実現 – ロボットの選定とサイクルタイムの検証を、見積もり後ではなく事前に実施
  • 可視化により契約を実現 – 顧客の信頼を高め、ソリューションの見せ方が選ばれる決め手になる場合も
  • 見積もりのスピードアップ – 若手社員が大まかなレイアウトを担当し、専門家がアニメーションや細部を担当
  • 提案の一貫性向上 – 見積もり資料には、すべて同じシミュレーションの画像や動画を使用
  • 顧客との認識を一致 – 見積もり前に顧客とレイアウトを繰り返しレビュー
  • シミュレーション内容を納入まで引継ぎ – 営業段階で構築したモデルがプロジェクトの土台に
  • コンポーネントライブラリの拡充 – プロジェクトごとに部品が追加され、次のプロジェクトで活用可能

SEJFOグループについて

SEJFOグループは、スウェーデンのヒェーピングに拠点を置く、工場自動化の総合設備サプライヤーです。1991年に創業し、自動車、エネルギー、製薬、原子力といった業界向けに、自動化に関するターンキーソリューションを提供しています。従業員130名、800件を超える納入実績を有し、カスタムマシンや生産設備の設計、エンジニアリング、製造を、すべて自社で一貫して手がけています。ISO 9001認証を取得済みです。

SEJFOグループは、2022年からVisual Componentsのソフトウェアを使用しています。

sejfo.se

Visual Componentsについて

Visual Componentsはシミュレーションの専門家チームによって設立され、20年以上の歴史を持つ3D製造シミュレーション業界のパイオニアです。数々の主要ブランドから信頼される技術パートナーであり、製造プロセス設計とシミュレーションを実現するシンプルで迅速、かつコスト効率の高いソリューションや、高速で正確、かつエラーのない産業用ロボットのティーチングを支援するOLP(ロボットオフラインティーチング)技術を、機械メーカー、システムインテグレーター、製造業者に提供しています。

当社のソリューションを活用するメリットについて詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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