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Visual Components 5.1のご紹介 – 現場の調整を、もっとスムーズに

よりスマートなロボットの経路探索、信頼性の高い物理演算、実際の制御ロジックで、大規模な工場をシミュレーション。Visual Components 5.1なら、移動するロボット、正確な物理演算、実際の制御ロジックを用いた大規模工場のシミュレーションが、より簡単に行えます。その場しのぎのスクリプトづくりは最小限にしつつ、結果はより信頼できるものに。今回のリリースでは、動作・物理演算・コントローラーの接続性を強化しています。

有効な保守契約をお持ちのお客様は、お手持ちの5.0のプロダクトキーで、当社製品の最新バージョン5.1をアクティベートできます。アップグレードはこちらから。

大規模でも、よりスマートな動きを

AGV(自動搬送車)、AMR(自律走行搬送ロボット)、フォークリフト、そして人がせわしなく行き交う現場をシミュレーションしてみると、すぐに問題が発生します。リソース同士がすり抜けてしまい動作が不安定になり、独自に組まれた経路探索スクリプトも、リソースが多くなるとうまく機能しません。現実に即した環境の実現と拡張性の追求は、常に相反するものでした。

この常識を覆すのが、Visual Components 5.1で強化されたリソースの経路探索機能です。大規模なゲーム環境と同じ技術を採用することで、経路探索や局所的な動作、状況に応じた障害物の回避機能を刷新しました。リソースはより自然に動作するようになり、周囲の状況に応じて衝突を確実に回避します。

多くのリソースを用いた長時間のシミュレーションでも、安定して稼働します。数十台のAMRを使用する場合や、動線が入り交じる工場でも、スクリプトによるその場しのぎの回避策に頼ることなく、実際の動きを安定して確認できます。

当社の親会社であるKUKAは、この技術を活用して工場レイアウト上で数百台のAMRをシミュレーションしてきました。シミュレーションの実行速度は、従来の約10倍に向上。ロボットは衝突することなくスムーズに動作します。周囲を認識して走る自動運転車のような動きを、工場の現場で実現します。

工場で導入されるモバイルロボットは増える一方であり、減ることはありません。近い将来、ロボットは事前にプログラムされた経路をたどるだけのものではなくなるでしょう。視覚情報やLiDARで周囲を確認し、ピッキング、配置、移動を自律的に判断するようになるのです。こうした状況に備えるには、動作の正確なシミュレーションが必要となります。

強化されたリソースの経路探索機能は、すべてのVisual Components製品で利用可能です。

実際の動作に則した、より正確な物理演算

物理演算の不具合は、シミュレーションが失敗して初めて判明する場合も少なくありません。大規模なレイアウトや複雑なレイアウトでは、物が不安定に積み上げられ、パフォーマンスは低下し、シミュレーションのたびに動作が変わる場合もあります。これでは、信頼性の高い結果を得ることはできません。

Visual Components 5.1では、物理エンジンをPhysX 5.5にアップグレード。大規模なレイアウトでも、製品の移動、接触、積み重ね、衝突、流れをより正確に処理します。既存のレイアウトを設計し直す必要はありません。

特に物流のシミュレーションでは、物理演算の精度が向上したことで、実際の現場におけるコンベヤーの流れやマテリアルハンドリングをより忠実に反映できます。

強化された物理エンジンは、すべてのVisual Components製品で利用可能です。

実機コントローラーに忠実な検証

シミュレーションを最大限に活用するには、生産システムを動かしている実際の制御ロジックと接続する必要があります。Visual Components 5.1では、PLCとロボットという2つの面で、コントローラーの接続性をさらに拡張しました。

Allen-Bradley PLCとの接続

実機またはエミュレートしたAllen-Bradley PLCを、Visual Componentsのシミュレーションに直接接続できます。PLCのロジックが、シミュレーション上の設備をリアルタイムで稼働させます。シーケンス制御、タイミング、信号のやり取りまで再現します。

これにより、実際の設備を導入する前に、PLCのプログラムのテストやデバッグが可能です。現場に展開する前に早い段階で動作を検証できるため、実機での試運転に余裕が生まれ、リスクの低減と立ち上げ期間の短縮につながります。Allen-Bradley PLCとの接続は、Visual Components PremiumおよびPremium OLP 5.1で利用可能です。

不二越社製およびセイコーエプソン社製ロボットとの接続

株式会社不二越やセイコーエプソン株式会社といったロボットブランドは、ベンダー各社のシミュレーションツールではサポートされていないことが少なくありません。新たな接続プラグインは、こうしたブランドにも対応。Visual Componentsで他のブランドに用いられているものと同じワークフローで、バーチャルコミッショニングに組み込めます。

I/O信号の読み取りや書き込み、実際のコントローラー動作の検証に加え、ロボットを単体ではなく生産レイアウト全体の中でシミュレーションできます。ロボットセルを単体でテストしても、得られる情報はわずかです。生産ラインに組み込んで設備全体をテストしてこそ、本当に知りたい答えが見えてきます。不二越社製およびセイコーエプソン社製ロボットとの接続は、5.1のPremiumおよびPremium OLPで利用可能です。

5.1が工場にもたらす価値

必要となるAGVやAMRの台数を判断するのは、想像以上に困難です。少なすぎれば生産能力を損ない、多すぎれば混雑が生じて生産ラインが滞ります。経路探索と物理演算の強化により、ハードウェアを購入する前に、シミュレーション上でテストを重ねて最適な台数を導き出せます。

安全性についても同様です。人がロボットやモバイル機器と同時に作業する環境でも、シミュレーションを使えば、実際に人員を配置する前に状況を把握できます。

Visual Components 5.1を使えば、大規模で現実に則したシミュレーションが可能です。動作、物理演算、コントローラーの検証のすべてが確実に機能する必要がある現場に向けて設計されています。自動車、電子機器、物流、ヘルスケアなどの分野で、従来の自動化とモバイルロボットを組み合わせる場合に最適です。

製造シミュレーションやOLPソフトウェア、あるいはその両方の導入をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。製造現場の調整をできる限りスムーズに実現するために、当社がどのようにお役に立てるかをご紹介します。

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